Method

エコサイクル緑化工法

工法の概要

エコサイクル緑化工法は、これまで利用が困難とされてきた建設副産物をはじめとする各種廃棄物を法面緑化用生育基盤材として有効利用し、自然復元を行うリサイクル型緑化工法です。
有効利用の対象は、建設副産物の伐採木・伐根チップ、整枝・勇定屑、刈草残津、アスファルト・コンクリート破砕物、解体木材(木炭)や、地域産業廃棄物の貝殻粉砕物、浄水ケーキ、下水汚泥(造粒された焼成灰)などです。

特徴・仕様等

  1. 資源を循環させた土に還します:建設副産物や地域副産物を人工土壌の生育基盤として製造し、自然に復元します。
  2. コスト縮減:建設副産物の有効利用によるリサイクル型緑化工法であるため材料費の低減によるコスト縮減や環境保全効果が得られます。
  3. 自然復元に有効:早期緑化による侵食防止を図る草本主体の群落から、自然復元を図る木本主体の群落の造成まで、優れた発芽・生育性が得られます。無機物と有機物の混合物であるため、自然土壌の組成に近く自然還元に有効な木本植物、周辺植物の定着を促進できます。
  4. 優れた侵食防止効果:吹付けられた生育基盤は、降雨や凍結・凍上に対する侵食防止効果に優れています。
  5. 生育障害の回避:未分解有機物を使用した場含の生育障害の回避を、熟成・保水調整材の添加により可能にしました。
  6. リバウンドロスの解消:アスファルト破砕物を使用した場含、ノズル部での液状の凝集剤の添加により法面への付着力の増大、リバウンドロスの解消、保水性の向上を可能にしました。
  7. 苦渋作業の軽減、省人化:生育基盤材のフレコンバックとエコサイクルミキサーの使用により、苦渋作業の軽減と省人化を可能にしました。

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